介護教員北村圭吾の介護ブログ

介護の現場から介護教員へ転身。介護について介護職と介護職以外の方みんなで考えるブログ

言葉は聴き手に「遣う」もの

言葉遣いシリーズ

そもそものお話をもう一度

 

人は他者との交流なしに
生きていくのはかなり困難です

他者とコミュニケーションをとる際

非常に有効なのが
「言葉」によるコミュニケーション

口話以外の
例えば筆談であっても
手話であっても

「言葉」以外で伝えるには
限界があります

「言葉」は

自分の中にあるものを
聴き手に渡すための手段のひとつです

聴き手に受け取ってもらうためには

その「言葉」が

「聴き手にとってのプレゼント」

になっていることが必要です

言いたいことを
そのまま言ってしまっては

受け取ってもらえないことが多いです

その際に起こることが
「そんなつもりじゃないのに」
「そういうことじゃないねん」

そういったズレが生じている
と思いがちですし

時には受け取り側の問題だと
してしまうことがあります

もちろん
受け取り方や捉え方は
人によって変わりますので

100%発信側だけが気をつける
のではなく

受け取り方にもスキルが必要ですが

まず第一に
あなたの発している「言葉」は

「聴き手にとって」の
プレゼントになっていますか?

補足ですが

「聴き手」というと
他者のことだと捉えがちですが

一番の聴き手は
「自分自身」
ですね

自分自身も含めた「聴き手」に

ちゃんと伝わるように
言葉を「遣う」ことで

・分かりやすい
・もっと聴いていたい
・共感する
・やってみようと思う

そういった評価が得られます

結果として
自分にとってプラスになります

一時の感情のためだけに
「使う」のではなく

自分自身のために
「言葉を遣って」
いきませんか